幻夜のドラマ版を見てみました!
約1年前にこのテーマで記事を書きましたが、改めてまた書きます。
ずっと見たいと思っていた幻夜のドラマ版、最近ついに見ました。
ここから先は小説版の幻夜を読んだ前提で話を進めていきますね。
率直な感想。
美冬が悪女すぎる!!
これは小説を読んだ時にも感じましたが、ドラマの印象もほぼ変わらずでした。
美冬(深田恭子)が雅也(塚本高史)を翻弄し、犯罪に手を染めていきます。
白夜行では雪穂に同情できる点も多々あり、自分と雪穂をなんとなく重ね合わせて見ていました。
しかし、幻夜は全く共感できない。
なんでそこまで上に上がることにこだわるのか?
なんでそんなに簡単に人を切り捨てられるのか?
雅也までも・・・。
アマゾンの評価は3で、可も不可もない感じでしたが、個人的には面白かったです。
それは多分、小説と比べながら読んでいるからだと思います。
小説のイメージを崩すこともなく、満足でした。
深キョンは見事に美冬のイメージに合っていました。
深キョンってすごい、どんな役でもできるんだと改めて思いました。
さて、結論です。
私はドラマを見た限りは、雪穂と美冬は同一人物であると思いました。
なぜなのか。
ドラマの終盤に理由があります。
小説では描かれなかったところで、小説と唯一の相違点と言っていいでしょう。
(1)笹垣らしき刑事が存在している
もちろん、笹垣は「白夜行」で雪穂と亮司のことを追っていた刑事です。
ドラマの終盤で「美冬のことをずっと追いかけていた人物」として少しだけ登場しています。
名前は出ていません。
しかし、笹垣(仮)は「自分が追いかけていたのは不幸な生い立ちの子」「1人の男の子と仲良くして、2人で1つだった」と証言しています。
笹垣が雪穂を追いかけていたことしか連想できません。
ちなみに笹垣(仮)が美冬(雪穂)を追いかけていたのは、雪穂が美冬に乗っ取る震災前です。
美冬はまだ「唐沢雪穂」と名乗っていたのかもしれませんね。
(2)美冬の発言
私はずっと、雪穂と美冬ではイメージが違いすぎると思っていました。
健気に生きようとする女性と、ただの悪女。
しかし、物語の終盤に美冬はこう言っています。
「私の心はずっと前に死んでしまったから」
亮司が生きている時にはあった人間らしい心。
亮司が死んでしまった瞬間に心を失くしたのでしょう。
だとしたら、美冬はただの悪女ではなく、生きる屍ということになります。
なんて悲しい話でしょう。
雅也が亮司の代わりになるんじゃないかと期待したけど、亮司に代わる人なんてどこにもいなかったのです。
以上が雪穂と美冬が同一人物であるという私なりの理由です。
でも、証拠は何一つありません。
確定してしまったら興ざめなので、わざとボカしてあるのかもしれませんね。
コメント
すごいねー!
読んだりみたりしてみたい気になる。
さすが文書くお仕事してるだけある~!!
サイトの作りもおしゃれですごいね(^-^)
ありがとうございます♪
褒めていただいてとっても嬉しいです!
サイトは旦那が作ったんですよ(^^)