家は安い方が良い→信頼できる工務店がBEST
私は約一年前に地元の信頼できる工務店で家を建てました。
有名ハウスメーカー何社とも商談しましたが最終的に工務店にしました。
この記事では今どこのハウスメーカーで家を立てるか悩んでいる方のために
一般庶民の私が地元の工務店で建てた理由をお伝えします。
今では工務店で建てたのはとても良い選択だと思っています。
1.20年後、30年後の家の価値は誰にもわからない
ハウスメーカーの営業の方が良く口にするのが家の資産価値です。
実際に私も気にしていました。
私は割高なハウスメーカーで建てた家の資産価値が高いとは思いません。
理由は以下の通りです。

家を立てようと考えているあなたが築20年の家を観てどう思いますか?買いたいと思いますか?

やっぱり新築の家と比べるとなんだか古臭いし、リフォームするくらいなら新築で立てるかなぁ・・。
私も築20年の家を見た時に買おうとは思いませんでした。
20年前に最先端のデザインでも20年後の今見るとどうしても
昔流行っていた古臭いデザインになっています。
それと同じことが20年後のあなたの家にも当てはまります。
20年後にどのようなデザインが人気で何が最先端なのかは誰にもわかりません。
少なくとも今よりも良い物が今と同じ値段で新築で買えるのは間違いないと思います。
ハウスメーカー、建材メーカーも日々魅力的な新製品、新商品を開発しています。
現状は最先端でも20年後は間違いなく時代遅れです。
同じ敷地面積、間取りで新築時の価格差ほど売値に差が出るとはとても思えません。
だから私はリーズナブルな地元の工務店で建てました。
2.ハウスメーカーの家は価値が落ちるブランドバッグ
ハウスメーカーはTVやインターネットにかなりの金額で広告を出しています。
宣伝費用もあなたが買おうとしている家の価格に含まれています。
住宅展示場でお会いしたハウスメーカーの営業マン、設計士、スタッフの方々、皆さんとても優秀そうでしたよね。
その方達の給与もあなたが今買おうとしている家の価格に当然含まれます。
それと比較して工務店はどうでしょう。おそらく宣伝広告費、人件費はハウスメーカーと比較して
相当低いはずです。
つまり、ハウスメーカーと工務店で完全に同じ物を買った場合でも費用は工務店の方が安いのです。
ハウスメーカーで家を買うのはブランドバックを買うのと同じです。
ブランド品もイメージを維持するために広告費に多額を投資しています。
同じ素材を使ったほぼ同じバックでもブランド品は高価ですよね。
ブランド品はブランド価値を維持するために多額の広告宣伝費をかけています。
バッグ、時計などのブランド品は時が経っても価値が落ちにくいので良いですが
家は消耗品です。間違いなく価値は落ちます。デザインも古くなります。
家は完全に投資対象としては不向きで安く抑えた方が良い物です。
3.住宅ローンは一生もの
今私は住宅ローンを毎月支払っています。
ハウスメーカーでもし家を建てていたら金額はおよそ1.5倍になっていました。
それが30年近く続きます。考えただけでも嫌になります。
新築で家を立てようと考える世代は子育て世代が多いです。
子育て世代は最もお金がいる時です。
そんな時に高い住宅ローンを支払うのはごめんです。
そのお金は家ではなく、子供に使うべきです。
子供の習い事、子供との家族旅行等。
高級ハウスメーカーか工務店のどちらかは子供にはわかりません。
子供は極端にボロボロの家でなければOKなのです。
家にお金をかけ過ぎて子供のやりたいことができなくなるのは
本末転倒、一体何のために家を建てたのかわからないですね。
悪いことは言わないので家は安く済ませましょう。
4.子供が巣立ったら大きな家はいらない
良く営業マンは今立てる家が最後の家のような言い方をしますが
子供が成長し、巣立ったら今の家は正直広過ぎ、不必要です。
今の家は売って違う場所に引っ越す予定です。
今いくら大金を払って高級住宅を建てたところでそこに一生住む可能性は低いと思います。
子供は間違いなく今の家から出て行って違う場所に住むと思います。
自分たちは老人ホームに入るかもしれません。
将来のことはわからないので20年後のために高級住宅を立てるのはオススメしません。
5.他の金融商品に投資できなくなる
私は家に大金を投資するのは大きなミスだと思います。
むしろ家は安くすまして余剰資金はインデックスファンドに投資すべきです。
その方がよっぽど将来のためです。
住宅ローンのために他の投資ができなくなるのはあまりにも残念です。
まとめ
私の周りにも高額の住宅ローンを組んでいる人はたくさんいます。
私も約2000万円のローンをを組んでいるので高額のローンを組んでいる人の月々の支払いはおおよそわかります。
おそらく私の倍近く支払っている人も多いでしょう。
そんな方たちは共働きで世帯年収1500万円近い人でなければ毎月の家計は赤字でボーナスで何とかやりくりできる程度です。
一般庶民の私には到底無理です。家を建てる時にはとにかく安く建てましょう。
そして安くて信頼できる工務店を見つけるのが一番です。
地元の人達に聞く、インターネットで調べる等、情報収集を頑張りましょう。
私のオススメはハウスメーカー2、3社に間取り等のプランを作ってもらい、それを持って工務店にいくことです。
親切な工務店ならハウスメーカーの良いとこ悪いところ教えてくれます。
そしてそのプランならいくらでできるか教えてくれるはずです。
要はハウスメーカーだけを見て決めるのではなく、必ず工務店でも見積もりをとることが大切です。
その上でハウスメーカーが良いと思えばハウスメーカーで立てれば良く、
工務店が良いと思えば工務店で立てれば良いのです。
どちらか一方の意見しか聞かないのが一番良くないです。
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